クリニックで働くことを希望しているなら、あらかじめ看護師の仕事内容について把握しておく必要があります。

看護師がクリニックで行う主な仕事として、医師の補助が挙げられています。
医師は患者の診察を行いますが、患者の血圧を測定したり、注射を行ったりするのは看護師の仕事です。
ほかにも、包帯を巻くなど、医師に代わって行う仕事が見受けられます。

定期的な健康診断が行われる場合には、尿検査や血液検査、心電図検査など、あらゆる検査の補助を行います。
そのため、クリニックで働くことが決まったなら、幅広い仕事を受け持つようになります。
看護師としてキャリアを積むためにも、一つひとつの仕事内容を確実に把握することがコツです。

さらに、クリニックには地元の患者がたくさん訪れる傾向があります。
顔なじみの患者が増えるので、一人ひとりのケアを丁寧に行いましょう。
患者が訪れた際、顔色や声の調子などから健康状態をチェックすることはとても重要な仕事です。
中には診察に対して不安を感じる患者もいるので、温かい態度で接するように心がる必要があります。

また、クリニックの専門分野によって、患者の年齢層が異なります。
内科や外科はあらゆる年齢層の患者が訪れますが、小児科は子どもと保護者が対象となります。
ほかの年齢層よりも診察に対して恐怖心を持ちやすいので、明るい表情で患者と触れ合いましょう。
患者が訪れやすい雰囲気を作り出すことも、クリニックで働く看護師の仕事です。